July Tech Festa 2021に「AWS CDKとTerraformをn個の観点で徹底比較」というタイトルで登壇しました
はじめに
CX事業本部 IoT事業部の佐藤智樹です。
July Tech Festa 2021 というイベントで「AWS CDKとTerraformをn個の観点で徹底比較」というタイトルで登壇しました。
登壇資料
登壇経緯
以前のPJで両方使う機会があったのと、たまたま今回のイベントのテーマが「#今更聞けないIT技術」であり、議題として挙がった中の一つに「AWS CDKとTerraformどっち選べばいいの?」という質問がありせっかくなので話してみようと思い登壇しました。
伝えきれなかった内容
登壇時は喋りきれなかったのですが改めて知識を整理し直すと以下の2点が重要かなと思ったのでこちらに記載します。比較というよりは改めて気にした方が良いかなと思った内容です。
公式資料の再確認
どちらもツールが出始めた時期は手動で色々試している方が多く有志の方の知見がたくさんあります。しかしながら、普及後時間がたったことで公式の資料もかなり充実しています。今まではユーザの資料に点在していた情報がまとめて記載されているものも多いです。
特にAWS CDKのDeveloper GuideやTerraformの公式資料も充実してきています。初めて使う方も既に使っている方もここで改めて公式資料を見直す良い機会かと思います。
暗黙の設定を確認
AWS CDKにしてもTerraformにしてもどちらも暗黙の設定は発生しやすいです。Terraformに関してはモジュールのresourceや非必須のパラメータを確認したり、CDKに関してはCloudFormationのoutputや関数の非必須パラメータを確認することが重要です。意図しない設定が行われないよう注意するため、そもそも生成するAWSリソースの特性について大まかに理解しておくことが一番重要かと思います。
所感
どちらも良いツールですが、長所/短所はあると思うので選定する上で今回の資料を参考にしてもらえれば幸いです。資料を作りすぎて登壇時は駆け足で喋ってしまったので、気になる部分があればコメントなどいただけると嬉しいです。